聖なる怠け者の冒険 森見登美彦
留年確率95%の男、ロッキーです。
勉強をせねばというプレッシャーの中書くのはこの書評。
聖なる怠け者の冒険である。
森見さんの作品はアニメで一つ見ただけで(四畳半神話?)それが気に入ったので2作目としてこの本を手に取った。
まず何より題名がいい。
どれくらい怠け者なのか、どんな冒険をするのか、さらに聖なる怠け者とは何か。
読む前からわくわくさせてくれる。
肝心の内容も期待通りに面白いものだった。
ざっくり書くと、この作品はある土曜日の話であり、主人公は何もせずのんびりと平和に安らかに過ごしたいと思っている。
会社の先輩は最高に充実した日にしようと大量の予定を作り、主人公も一緒にどうかと誘ってくる。
ぽんぽこ仮面は正義の味方として人助けをしており、後継者を探している。
そんなこんなで主人公はある騒動に巻き込まれるというものだ。
感想としては、まず全体に流れるほのぼのした雰囲気が気に入った。
暗い話はほぼなく、気楽に読めて読後に爽快感がある。
またミステリーの要素もあり、テンポもいいことから気づいたらすぐに読み終わっていた。現代社会にピッタリである。
個人的には所長さんの頑張る理由にすごく感銘を受けた。
ということでざっと書いてみました。思ったことを上手に伝える文章力が欲しいこの頃です。。。